村田弘司

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コラム

2022 / 08 / 31  20:44

9月コラム

9月コラム

夏が過ぎつつあります。酷暑といわれた今年の夏は、日照りと豪雨に悩まされた夏でありました。温暖化といわれる昨今、自然の事象は我々に警告を示しているのでしょう。

先日、妻と二人で高原の公園に行ってみました。心地よいひんやりとした風と、木々の香りが心を癒してくれました。

8人家族だった我が家、皆で何度も訪れたことがある懐かしい公園です。最後にここに来たのは、父が車椅子で母と妻と愛犬と4人と1匹ですから、もう20年以上前のことです。

それからいろいろなことがあり、すっかり忘れていた風景です。しかし、建物も以前のままで、木立の配置も変わってはいません。木々はしっかりどっしり長い時間を刻んでいます。おそらく我々人類に何か不測の事態が起こったとしても、植物は必ず根を張り、そこに存在し続けるような気がします。

私も、何事にも動じない強い心を持っていたいと願い、生きておりますが、生物である限り肉体はいつか滅び、この世界から旅立つことになるのでしょう。それまで、どっしりと根を張り、大きなスパンで物事を考え目先の欲で動いてたまるかと、日々思っております。

そして20年前、あの時見かけた幸せそうに大きな口を開けて笑っていた子供たちは、大人になって今も明るく笑っているのでしょうか?時の平等と同じように、皆幸せであれと、あの大木が励ましているよと伝えたいのです。どっしりと、大きな気持ちで生きるんだよと!

 

村田弘司

2022 / 06 / 28  20:17

6月コラム

5月末に植えられた頼りない苗が、見事な青田になり、その成長にたくましさを感じております。6月議会に忙しくしておりましたが、あと3日で7月となります。

更新が遅れ気味でありますが、私は元気に暮らしております。

20代のころ、私は8年間於福公民館主事と出張所職員として勤務しておりました。このころ公民館に植えたのが、桜の苗です。私のHPの動画でも紹介しておりますように、もう立派な大木となり、春には見事な満開の桜を楽しませてくれます。40年前のことです。

私たちは永遠には生きられません、しかしながら、私たちがいなくなった50年後の未来、100年後の未来を想像し、私は今を生きています。今すぐに結果を求めるのではなく、私たちが未来に残すもの、残してはならないものを選別し、慎重に事を考えなくてはなりません。目先だけの行動は、未来においてはよい結果を得られないでしょう。今どの種をまき50年後、100年後の社会に何を残せるかは、私たちの手にゆだねられております。未来を生きる人々が、平和で平等で、夢をはぐくむことができるよう、今の暮らしを考えましょう。

どんな種を植えるのかは、私たちの選択次第です。責任重大ですが・・・

村田弘司

2022 / 03 / 01  19:37

3月コラム

コロナに続いてウクライナの悲しいニュースが世界を駆け巡ります。

暖かな春を待ち望んだ私たちの思いは無残にも打ち砕かれました。

幼いころより、正義は勝つと教えられてきました。ヒーローアニメも必ず正義は勝ちます。しかし、人間社会は必ずしも正しい者が勝つとは限りません。大きなものに巻き取られていく現実があります。人間は感情という高度な知能を持っています。感情は時としていくつかの亀裂を生み出します。

私も政治の道を歩み始めて14年ですが、政治が人々の命を預かっていることを強く感じております。政治家の度量、精巧な思考が人々の生活を安定に導きます。知識も重要ですが、人格は最も重要です。度量の広さ、冷静な判断、感情に流されない強さ、これらを改めて感じさせる昨今です。

春の日差しを浴びながら、世界の平和を願っております。

村田 弘司

2022 / 02 / 01  19:03

2月コラム

連日コロナのニュースが駆け巡っております。終わりの見えない現実に閉塞感が社会全体を包んでいる毎日です。人流抑制のため、必要最低限のコミュニケーションになっているこの世界で、手と手をつなぐこと、肩を抱き合うこと、一緒に食事をすること、酒を飲みかわすこと、一緒に感動したり、声高らかに笑いあうことがいかに大事であったかを思い知らされた気がします。人のぬくもりは寄り添うことで生まれるものだと改めて思います

私の暮らすこの町も、かつて町民運動会や祭で最高齢の人生の先輩や歩き始めの幼い子供たちが一同に集まり、世代を超えて、飲んだり食べたり笑いあって、そして地域を築いてきておりました。今現在はコロナ終息に全力を注がなければいけません。コロナが落ち着いてきた後の地域のコミュニティの再構築をぜひとも考えていかなくてはなりません。

「夢・希望・誇り」

私が市長時代に掲げたスローガンですが、これが言葉だけではなく、私も生きる姿勢を正していきたいものだと思います。コロナに負けず、元気に前向きに!

 

村田 弘司

2022 / 01 / 01  00:00

令和4年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

さて、昨年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本中に暗雲が立ち込めたような年でありました。

そうした中、年が改まり、今年は十二支の三番目の干支であります、寅(トラ)の年です。この寅の字は、始まりや春に草木が生じるさまを意味するものとされています。

一方で読み方が同じ虎(トラ)は魔除けの意味があり、通常はわかりやすい動物の「虎」のイメージで干支は使われているようです。

いずれにしても、この干支はすばらしい意味を持っていますので、今年は新型コロナウイルスという魔を除け、明るい一年が始まることを期待したいものです。

私自身、本年は美祢市議会議員として丸2年を迎えます。人口減が進む今、政治が、行政が虎のように真正面からこの困難に立ち向かわねばと、この一年元気な美祢、元気な日本であるよう努力してまいります。

皆様におかれましては、本年が元気で輝かしいものとなりますことを、

          心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

村田 弘司

 

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2024.12.09 Monday