村田弘司

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コラム

2021 / 11 / 03  15:20

11月コラム

空気が澄んで紅葉も真っ盛りになってきました。私の住む於福町も錦の色に染まっています。春の桜と秋の紅葉は山間に住む者が、自然の恩恵を強く感じる季節です。コロナ感染も減って、ルート316号の乗用車の数も幾分増えてきたように思います。慎重にではありますが、日常を取り戻しつつある晩秋であります。

さて私事ですが、10月に結婚40年目を迎えました。妻にいわせると、ルビー婚といわれているそうです。私とともに大きな荒波に飛び込んでくれた妻です。私は自分で決断して自分の人生を決めてまいりました。傍らにはいつも妻が居りました。喜びの時も悲しみの時も常に二人です。わたしが市職員から政治の世界に入って、5回の選挙を経験し、20代のままごと遊びのような二人が人間模様に翻弄されながらも、自分自身の信じる道を今はゆっくりと歩んでおります。高齢者といわれる年代になりましたが、心はその日がくるまで変わらないことを確信しております。

全ての方が日常のささやかな幸せを感じられるように、今日も願っております。

今日も変わらない日常が訪れますように!

村田 弘司

2021 / 10 / 05  18:54

10月コラム

緊急事態宣言も解除になり、人々の希望が見えてまいりました。感染予防に心がけながら、心豊かな生活が再開できることは嬉しい限りです。何より経済が回復し、最低限の生活が守れるようになることを願っております。

コロナ禍において大いに進化を感じるのはデジタルの普及です。特に民間のデジタル推進は画期的でした。地方にいながら本社に勤務できることが証明できたのです。また、企業も地価の高い都心に本社を構えるより、土地単価の安い地方へとその拠点を移すことへの検討を始めているのです。社員の生活も豊かな自然を感じながら、都心と同じ生活レベルを維持できるからです。

美祢市も人口減少に歯止めがききません。今この時代だからこそ考えることは山積みですが、今この時だから、直ちに画期的な取り組みを構築する必要があります。まさに、「今でしょ!」なのです。

私は市長時代にSPRINGという言葉をよく使っておりました。春・ばね・弾力、まさに今はグッとばねを圧縮した状態です。圧縮は飛び出す準備期間です。落ち込んだ経済を大きく弾ませる施策を今考えております。

人生一度きりです。保身のために手をこすり合わせているだけでは、自分の存在価値が他人にゆだねられてしまいます。自分自身を自分の手で育てていくのです。私はまだまだ自分を育てていきたいと願っております。まっすぐに誠実に!

そのことはこの地域も同じです。地域は地域で存在価値を高めていければと思います。先日、女性のお茶会にお誘いを受け、お邪魔致しました。前向きなお話で、とても参考になり、元気をいただきました。この熱い心を市政に反映させて、内向きではない外に開かれた美祢を創造していきます。

頑張れ美祢市! 頑張れ山口県! 頑張れ日本! 頑張れ世界!

 村田弘司

2021 / 09 / 04  19:14

9月コラム

8月はカラカラのお天気が続き、一雨ほしいと思っていると、後半連日の雨続きで早くも9月を迎えました。夏の余韻の残る季節ですが、今年の夏は何かを置き忘れたような気がしてなりません。それでもわずかな風の匂いに秋を感じております。秋はもうそこにあります。

今、私はパラリンピックに夢中です。障害がおありになる方が元気に目標に向かって進んでいらっしゃる姿に感動し、元気をいただきます。また、競技の名前は同じでも、ルールを変更して新たな競技が生まれ、新鮮な驚きを感じるとともに、人間の知恵を感じております。色々な人生がおありでしょうが、前向きな心が一番大事だということを教えてくださいます。

私も人生後半になってまいりました。時として自分自身では選べない運命がありますが、前を向いて歩いてまいりました。肩書だけの人生は面白くありません、今そこにいて、取り巻く現実の中で何ができるのか、なのだと思います。今だから気づくこと、やっておかなければならないことを考えながら、パラリンピックの選手の皆さんから心にエネルギーをチャージしていただいております。現実を直視し、今生かされることへ感謝しながら頑張りましょう!

村田弘司

2021 / 08 / 01  19:35

8月コラム

連日猛暑の日々が続いております。今年の夏は気候もさることながら、オリンピックに熱くなる毎日です。

先日とあるところで、同じ時期に市長であられた松浦前防府市長と、木村前周南市長のお二人に偶然お会いしました。お二人ともお元気で、お会いするのは何年振りかと思います。

かつてお互いの市政を思い、白熱した会議を何度も繰り返したものです。時は過ぎて三人とも今は現職ではありませんが、あの時代を共に過ごし、お互いが夢を追い、市の責任を担い、認め合っていたあの関係は私にとって何物にも代えがたいものでした。お互いがお互いの責任の重さを共感できていたからだと思います。

私たちの人生はまだまだ続きます。あのころの経験を心に、前を向いて歩かれているお二人に思わず、にやりと頬が緩みました。

私もまっすぐに歩こう、そう思わせる心地よい一日でした。

村田 弘司

2021 / 07 / 01  19:32

7月コラム

7月コラム

美しい青田の風景に、容赦なく降り注ぐ陽射しが季節を忘れたかのような毎日です。

小さな生物が大好きな私にとってカラカラな天気は、いささか小さな者たちが気がかりになる毎日です。

私は宇宙や歴史が大好きです。愛読書は科学雑誌 NEWTON、司馬遼太郎の歴史小説です。壮大な宇宙にロマンを馳せ、刻まれた人類の歴史を紐解くと、自分も小さき者たちのような気がして命を意識します。全ては宇宙の誕生から始まり、人類は歴史を作り、令和の時代に我々は生きています。命が尽きるまで、私は私の道を一生懸命生き、オンリーワンの歴史を刻んでいこうと思います。

小さきものを意識し、共に頑張りましょう

村田弘司

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