村田弘司

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2023 / 06 / 02  08:39

6月コラム

5月も過ぎ、我が家の周辺も水をはった田んぼに小さな苗が整然と並んで、上空を自由自在に風が流れていきます。このすがすがしき感覚は、田舎に住む者の特権です。

久々にコラムを書いております、私は歴史が大好きです。歴史本、歴史小説、小さいころから様々な本を読んできました。人の歴史が国を大きく動かすことも多々あります。

あの時こうだったら、このとき時間が少しずれていたらと仮説を立て、自分で想像し楽しんでおります。忠義や謀反、人の心は千路に揺れます。しかし、やはり人間は往々にして、忠義に善を求め、謀反を卑しめます。私自身は忠義以外考えられませんが、様々な人間模様で、国の運命も人の運命も、思いもよらない方向へと流れていきます。時の流れに身を任せという歌詞もありますが、私は私自身でそれを楽しみながら生きていきたいと思っております。

やがてその日が来るまで。

 

村田弘司

2023 / 01 / 01  00:00

令和五年 新年のご挨拶

兎の新しい年を迎え、新春のお喜びを申し上げます。

我々日本人は干支が変わるごとに思いを新たにし、感謝や希望、期待を寄せ、人生や生活を紡いできました。

今、私の庭には、木蓮の蕾が寒気の中、凛と佇んでいます。しっかりと根をはり、咲く春を待っているようです。時は万物に平等に刻まれ、確実に兎年の季節も春に向かって動いております。

今年は世界から諍いがなくなり、平和な一年になりますように、人々が心から願うように、時が雪解けを運んでこれますように、平和で豊かな年になることを願っております。

世界が我欲に支配されてはなりません。

平和な世界、元気な日本、元気な山口県、元気な美祢市を創るため、私も微力ながら地域や皆様のお役に立てるよう、決意を新たにしたところです。

皆様にとって、この一年が素晴らしいものになりますように、心から願い、新年のご挨拶を申し上げます。

 

村田弘司

2022 / 12 / 15  19:26

12月コラム

12月議会も19日に最終日を迎えます。ふと気が付くと、窓の外には初雪が強風に乗って、山の狭間にあるこの於福地域にかすかに降りてきています。もう冬本番、新しい年を迎える季節となりました。

今年はコロナに始まり、ウクライナ侵攻、安倍元首相の急逝等、私たちを取り巻く環境が激変した1年でありました。そんな中で、ワールドカップの全日本の快挙は、日本中を熱狂させ、本年の最後に心を元気にさせてくれました。誇り高い日本を取り戻す起爆剤になったと思っています。

さて、美祢市の現状はと振り返ってみますと、人口の激減という現実を突きつけられております。高齢化社会だから仕方ないとは思いません。人口減に歯止めをかける色々な施策を重ね、その中で何が一番なのか、考えていかなくてはいけません。私の地区でも、空き家が今年は2戸増えております。差し迫った問題です。

来年は是非この問題を解決できるように力を注ぎたいと思っております。

皆様もよいお年をお迎えください。兎年、飛躍の年です!

 

村田 弘司

2022 / 08 / 31  20:44

9月コラム

9月コラム

夏が過ぎつつあります。酷暑といわれた今年の夏は、日照りと豪雨に悩まされた夏でありました。温暖化といわれる昨今、自然の事象は我々に警告を示しているのでしょう。

先日、妻と二人で高原の公園に行ってみました。心地よいひんやりとした風と、木々の香りが心を癒してくれました。

8人家族だった我が家、皆で何度も訪れたことがある懐かしい公園です。最後にここに来たのは、父が車椅子で母と妻と愛犬と4人と1匹ですから、もう20年以上前のことです。

それからいろいろなことがあり、すっかり忘れていた風景です。しかし、建物も以前のままで、木立の配置も変わってはいません。木々はしっかりどっしり長い時間を刻んでいます。おそらく我々人類に何か不測の事態が起こったとしても、植物は必ず根を張り、そこに存在し続けるような気がします。

私も、何事にも動じない強い心を持っていたいと願い、生きておりますが、生物である限り肉体はいつか滅び、この世界から旅立つことになるのでしょう。それまで、どっしりと根を張り、大きなスパンで物事を考え目先の欲で動いてたまるかと、日々思っております。

そして20年前、あの時見かけた幸せそうに大きな口を開けて笑っていた子供たちは、大人になって今も明るく笑っているのでしょうか?時の平等と同じように、皆幸せであれと、あの大木が励ましているよと伝えたいのです。どっしりと、大きな気持ちで生きるんだよと!

 

村田弘司

2022 / 06 / 28  20:17

6月コラム

5月末に植えられた頼りない苗が、見事な青田になり、その成長にたくましさを感じております。6月議会に忙しくしておりましたが、あと3日で7月となります。

更新が遅れ気味でありますが、私は元気に暮らしております。

20代のころ、私は8年間於福公民館主事と出張所職員として勤務しておりました。このころ公民館に植えたのが、桜の苗です。私のHPの動画でも紹介しておりますように、もう立派な大木となり、春には見事な満開の桜を楽しませてくれます。40年前のことです。

私たちは永遠には生きられません、しかしながら、私たちがいなくなった50年後の未来、100年後の未来を想像し、私は今を生きています。今すぐに結果を求めるのではなく、私たちが未来に残すもの、残してはならないものを選別し、慎重に事を考えなくてはなりません。目先だけの行動は、未来においてはよい結果を得られないでしょう。今どの種をまき50年後、100年後の社会に何を残せるかは、私たちの手にゆだねられております。未来を生きる人々が、平和で平等で、夢をはぐくむことができるよう、今の暮らしを考えましょう。

どんな種を植えるのかは、私たちの選択次第です。責任重大ですが・・・

村田弘司

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2023.12.05 Tuesday