コラム
2021 / 03 / 01 00:00
3月のコラム
ガシ、ガッシ・・・・・・私はウエイト管理のため、夕方のひと時にウォーキングを楽しんでいます。生まれながらの蟹股ではありますが、約30分間自然と戯れております。
私の住む美祢市の於福地区は、かつて炭鉱で栄えたものです。にぎやかな商店、遊戯施設、料亭、旅館、石工場、目を閉じると子供のころの光景が目に浮かびます。
このころ感じた大きなうねるような波動は、幼かった私だったから感じていたのでしょうか?いいえ、世は戦後の高度成長期、世の中は自分の力で変えられると信じておりました。皆が夢と希望を持っておりました。
今、於福地区で考えると、平成20年に約1,900人の人口が900人に減少しております。10年で1/2以下です。私の家の周りも空き家が目立ちます。政府が発表した2040年消滅可能性都市の人口減少率よりも速度が加速しているようです。
コロナ禍の中考えます。都会ではコロナで失業し、住まいも失った若い方が途方に暮れています。一方、地方では若い労働力を失い、荒れ果てた田畑、多くの空き家問題を抱えています。お互い求めるものがそこにあるのに・・・・・・
ピンチはチャンスなどと手を叩いただけでは、この両者は出会えません。ツールを作るのです。若い方々に夢と希望を与えられるのは、私たちのはずです。
頑張りましょう!
村田弘司